サノジ・ログ

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【overwatch2】防衛ゴリラ

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ゴリラ。

ウィンストンはタンクなので最前線で体をはるというよりも、機動力を活かして敵陣を分断するタイプの立ち回りをするのですが、マップや場所によってはそうではなく最前線で敵の攻め時間を浪費させるような立ち回りもできます。その最たる例が今回のマップであるドラドで、成功例失敗例共に見えたので本日はその辺を記事にしたいと思います。


■ウィンストンの強みを活かしやすいマップとは


高低差があるマップです。なにせタンクという重鈍な見た目とは異なり立体軌道の動きができるので、高いところに上ったり下りたりが自在です。そういう視点で今回のドラドを見ると、第一チェックポイントまでの前半戦はかなりウィンストンの強みを活かしやすいマップ構造になっています。

とにかく高台多め。そして味方構成的にもわりとダイブ寄り。

※敵味方共にdisりたいとかそういう意図はさらさらないので、お名前は特に伏せていません。

初手はこんな感じの配置になっていますが、ウィンストン・ゲンジ・バティストがそれぞれ高台に位置しています。これらの高台を活用すると相手は高所からの攻撃をかわし続けなければならず、地形的な有利を取れていると思います。

正直UtoGMはタメニナルとかなんとかいうタイトルがついてようがついていまいが、しょせんやってることはスマーフなのであまり見ないのですが、ボールの泰斗であるyeatle先生がUtoGMのなかで口を酸っぱくして言っているのが『Take the Highground(高台を取れ)』でして、それが特に強く言えるのがウィンストンだと思っています。

なにせ高台を取っていればアクセスしたいところにアビリティ無しでいけますし、退く時もジャンプパックのクールダウン時間を気にする必要がないからです。なのでジャンプパックを攻撃にも退却にも使えるという権利をもったまま攻めることができると。これがでかい。というわけで今回の動画を見ていただければわかる通り、執拗に高台に乗っています。


■拠点封鎖もできます

 

拠点封鎖も強力

ドラド第一チェックポイントといえばこのポイントをいかに抜けるか/抑えるかがカギとなりますが、こういった狭い場所の封鎖は意外とウィンストンは得意です。現在ペイロード(トラック)のある箇所がメインの攻め口となりますが、ペイロードと自身のアビリティであるバリアプロジェクターを使用しながら立ち回ると、ペイロードは全く進みません。実際自身ここでは積極的にキルを取る、というよりも攻め側の時間を浪費させることを主眼に立ち回っていました。

しかし相手チームキリコのULTキツネラッシュ(全員の攻撃速度アップ)による火力量を侮って見事に散り、そのままペイロードをチェックポイントまで押し切られましたwこれは完全に私の判断ミスといえます。見づらいですがペイロード左側にも高台があり、そこを活用して相手のULTを凌いでだらだら時間を使わせることができたりもするのですが、そうなる前に無事死亡という。

タンクが落ちると基本的にその場にとどまるというのが困難になるので、押し切られるのもやむなしですね。むむむ。


■第二チェックポイントも執拗に高台を。

 

この高台も強力

第二チェックポイントにも屋敷上2階に高台~橋があり、この場所もなかなかに強力です。繰り返しになってしまいますが、高台にいるウィンストンは高台を取っていればアクセスしたいところにアビリティ無しでいけますし、退く時もジャンプパックのクールダウン時間を気にする必要がないので、より攻め気のある選択肢が取れます。

いい感じに味方のバティストさんも高台を取ってくれているので、危なくなればここに逃げれば体力を回復してさらにアタック、という選択肢が取れます。執拗に高台を取っているのはそういうことです。

第二チェックポイント間近まで攻められましたが遅延戦闘でだらだら相手の時間を浪費させることはできていましたし、正直的チームが自身のウィンストンに対する明確な回答がないまま進んできている印象でしたので、正直相手に第二チェックポイントを踏まれても大丈夫と思って立ち回っていました。


■最後まで高台

 

しつこく高台

味方ゲンジのULT龍撃剣で完全に天秤がこちらに傾いたタイミングで敵チームのタンクがDva、アタッカーにリーパーが入りました。両者ともに対ウィンストンに対するアンチピックのキャラクターですので、自身のウィンストンが敵チーム目線で脅威となったとことを認識できた瞬間です。

ただ現状キャラ変更した相手の技量等は分からないので、自身はキャラ変更をしないことを選択し、執拗にポジション有利を取りながら時間を使わせることを選択しました。敵チームのDvaも機動力と生存力の高いタンクですが、敵チームの構成的に結構ちぐはぐだったこともあり、自分自身味方射線が通っていないことを認識しつつ攻め気を出してチャレンジ的なアタックをして見事に失敗、ただ味方サポートがチェックポイントのゴールを防いでくれたおかげで切り返しのチャンスが生まれて、そのまま勝利となりました。



今回の記事は少し解説チックになりましたが、いかがでしたでしょうか。ウィンストンというキャラクターは先日記事にしたメイと同様、というかそれ以上にいわゆるFPSフィジカル(エイム能力)が全く必要のないキャラクターなのですが、それだけに藍葉先生がいうところの『overwatch力』が問われるキャラクターになっています。

正直初代overwatchの頃はあまり得意なキャラクターではなく、むしろ同系統ながらさらにいわゆる『荒らし能力』に特化したレッキングボールを使っていたのですが、overwatch2になってからは敵味方共にFPSフィジカルがとても高い方が多いので自身のoverwatch力を活かして戦うウィンストンが、味方構成やマップをの有利不利や加味しつつも自分が一定の自信をもって出せるキャラクターになっています。

よく考えるとoverwatch2がリリースされて以来真面目にウィンストンを語ったことがなかったので、今回改めて記事にしみてみましたということで今日はこの辺で。