サノジ・ログ

無益な行いの、この上ない、常に新鮮な楽しみ

【overwatch2】新生・ソンブラ

www.youtube.com

overwatch2シーズン7の目玉はなんといってもソンブラのリワークでしょう。

ソンブラは初代overwatch時代ダメージロールのキャラクターとして追加された初めてのキャラクターです。キャラクター的には世界的に悪名高いハッカーでステルスやトランスロケーターによるテレポート、そして敵キャラクターのハッキングなど、攻撃力こそ低いものの敵の戦力をそぐ搦手を多数もつキャラクターです。

初代overwatch~今回リワークされるまではステルスという文字通り近づかなければ全く見えないという特性を活かして近づき、敵のアビリティを短時間封印するハックで立ち回りを制限して袋叩きにしたり、自衛能力に劣るサポートロールを刈り取ったりといやらしい立ち回りが特徴でした。

それだけでなく危険時はトランスロケーターを使ってのテレポートで戦線から離脱など、敵を倒しきる能力はやや低いもののステルスでそもそも敵との交戦チャンスを選べる、やばいときは安全圏にさっさと逃げるという抜群の生存性を持っていました。

…というのがソンブラの特徴ですが、これが多くのプレイヤーから嫌われる原因でして、上級者が使うと手が付けられないというかそもそも見えない上に追い詰めても簡単に戦線離脱されることから相手にするとストレスが半端なく、実力的に微妙な人間が使うと実質敵5vs味方4で戦うことになるので、味方ソンブラが敵と遊んでいる間に前線が崩壊してしまい味方に来られてもかなり微妙な空気になるという。



そういった評価を受けて今回大きくリワークされたソンブラですが、どういった調整が入ったか簡単にお伝えすると、ステルスがパッシブアビリティになり、一定時間攻撃をしないと発動する形に変わりました。そして最大の特徴であったトランスロケーターが設置した場所に逃げるのではなく、投擲した先に瞬間移動+すぐにステルス化という形に変わりました。

overwatchで遊んだことがない方にはイマイチピンとこないかもしれませんが、従来は敵に当たって危なくなれば即設置場所(=安全圏)に逃げることができましたが、リワーク後はトランスロケーターの設置ができなった関係上モノを投擲する必要があるうえに、トランスロケーターを投擲した際はやや尾をひくようなエフェクトが残るので、ある程度逃げ先が予測できます。

ステルスがあるので従来通り狙った敵に仕掛けるタイミングを自身で判断できる優位性はあるものの、従来のように簡単に安全圏に逃走することができないので、今までのように単独行動をして自衛能力が低い相手を狙って倒しきれなかった場合、ソンブラが逃げきれずに追撃して倒しきることができるケースが増えています。

 

ただ攻撃面ではウイルスという継続ダメージ系のアビリティが追加されたり、単純にメインウェポンのTMPの威力が上がっていたりと、通常の立ち回りにおいては分かりやすい強化も入っています。

巷ではリワークという名の弱体化という評価が下されていますが、個のFPSフィジカルよりもしっかりoverwatchをしないといけないキャラクターになったなぁと自分としては良い調整がなされたという評価しています。



かなり前段が長くなりましたが、以上を踏まえてのTOPに貼った動画です。

上記の通り大幅にリワークが入ったソンブラですが、リワーク後のソンブラはトレーサーやゲンジとはまた一風変わったダイブ系アタッカーとして動くことを意識しています。もちろん従来通り自衛能力が低いキャラクターは狙うものの、それよりも誰かとフォーカスをしっかり合わせて動くことを意識しています。

また、従来のようにさっさと安全圏に逃げることが容易ではなくなった効能というか、安全圏に逃げる技術も必要になると考えています。

動画でも多用していますが、特に重要かなと考えているのが『立体軌道(高いところに)で逃げる』という点で、もちろんキャラクターによっては立体軌道で逃げたところで移動アビリティを使って追跡することは可能であるものの、ぱっと見どこに逃げたか瞬時に判別がつきづらいのがポイントです。

それ以外にも単純に地面にトランスロケーターを投げてすぐさまステルス化することで不可視の状態なるのも有効だと思います。これらをうまく使ってチャンスメイクしつつ、効果は従来より下がったもののアルティメットアビリティのEMP等で戦線をこじ開けていくような立ち回りが新生ソンブラの立ち回りかなぁと考えています。

今まではそこまで好きなキャラクターではなかったのですが、今回の新生ソンブラは立ち回りがとても楽しいです。これを機にソンブラの練習もしてみようかと思いましたとさ。