サノジ・ログ

無益な行いの、この上ない、常に新鮮な楽しみ

【overwatch2】リワーク後に会いましょう。さよならロードホッグ。

www.youtube.com
さようなら初代魂のマイキャラ。

ということで明日(というか今日)リワークが決定しているロードホッグのリワーク前に現状のロードホッグとはさよならしようということで、久しぶりにロードホッグを使って遊びました。結構久しぶりだったのですが、何とか勝てて良かったです。

このロードホッグというキャラには変遷の歴史がいろいろとありまして、それを振り返ってみますと、当初はフック(敵をこちらに引っ張っているアレ)→メイン射撃のショットガン→近接攻撃のコンボで体力200帯のキャラクターはほぼほぼ確殺できるという性能を持っていたため、タンクながらアサシン的な使い方ができるという異質なキャラクターでした。

私がこのキャラクターを使い込むようになったのはまさにその圧倒的なワンキル能力で、初代overwatchは当初今のようにロールごとに人数が決まっているわけではなく、めいめいが好きなキャラクターを使えていたのですが、その反面構成が乱れると一気に雰囲気が微妙になり、そういうチームは大体負けると相場が決まっていました。

そういうときに圧倒的なワンキル能力を使ってキルスピードを上げることで敵と相対するのにちょうどよいキャラクターがこのロードホッグというキャラクターだったのですが、overwatchというゲームのコンセプトは『チームがそれぞれの長所を活かして協力して勝つ』というものであり、そのコンセプトから大きく外れる(一人で何とか出来てしまう)キャラクターでもあったため、かなり様々な変更点が加えられ、後期にはフックからの確殺コンボはほぼできなくなりました。

代わりに初代overwatchは盾持ちタンクが多かったため、ロードホッグには盾割り能力が高くタンクに対する圧をかける能力と自己回復で戦場に居座り続ける能力に優れたキャラクターとして調整されていきました。初代overwatchではオリーサのストップ!で釣り上げた敵をロードホッグがフックで引っ張り出す通称ストップ&フックのコンビネーションで、メタではないにせよ戦術のひとつとして認識されるようになりました。



という初代overwatchの流れからoverwatch2になってタンクがチームで1人になり、ロードホッグを含めていわゆるオフタンクと呼ばれる存在のキャラクターにいろいろな調整が施される中、ロードホッグだけがその流れから取り残されておりました。当初は前述のフックからの確殺コンボが復活しそれがアイデンティティとなっていましたが、やはりoverwatchのコンセプトには合わないということで、フックからの確殺コンボはできなくなりました。

その分これまたいろいろな調整が施されましたが、結局のところタンクとしてはかなり微妙なキャラクターという認識がコミュニティ間で高り、実際勝率も他のタンクキャラクターと比較すると悪く、これは何かテコ入れをしないと、ということで今回リワークということに相成った次第です。

動画を見てもらえばわかる通り、味方のサポート陣が私を全力で介護してくれているうえに、ダメージ陣が相当いい感じに敵にダメージを与えてくれていました。特にアッシュの方とか防衛戦のみでダメージが最終的に10,000を越えるという…w

2チェックでは残り0.06mからパーフェクトなボブとブリザードをねじ込んでくれたことが間違いなく勝利に繋がりました。一応自分を持ち上げるとキル数トップは私でしたが(笑)こんなもん結果論で、チームが一丸となって支えてくれての勝利であると実感しています。ただ、これで150時間近く使った『旧』ロードホッグはこれで最後にしようと思ったマッチで有終の美を飾ることができて良かったです。皆さんありがとうございました。



さて、そのロードホッグのリワーク内容はもうすでに公開されていて、簡単にその変更点をおさらいすると、

1.メイン射撃は比較的まっすぐ飛ぶ榴弾と散弾の組み合わせになる
 →サブ射撃は削除

2.テイクアブリーザーがリソース制に変更、リソース量で体力回復量変化

3.その代わりにテイクアブリーザーのクールダウン時間は1秒に変更
 →要はDvaのディフェンスマトリクス的なシステムになった
 →当然ながらテイクアブリーザー後の回復能力強化は削除

4. 敵にスロー+継続ダメージを与える罠を設置する新アビリティである
 『ピッグ・ベン』追加


ということらしいです。

この調整の意図としては、おそらくフックからの確殺はストレートにはできないけれど、新アビリティであるピッグ・ベン(めんどくさいので以下罠)をうまく絡めれば今まで以上にワンキルできるよ!という調整なのかと思います。フックは狙ったところにまっすぐ伸びるので、その延長線上に罠を置いておき追撃でワンキルor混戦状態で罠をしかけておき、踏んだ敵をフックで引っ掛けてワンキル、なんてのが攻めの基本形になるということでしょうか。

しかし、これがリワークというほどのリワークなのか…という印象を持ってしまうのが正直なところです。個人的には罠ではなくフックで殴るとかその手の近接攻撃が追加されるのかなぁと予測していたのですが、見事に外れました。

ただ、少し前のソンブラのリワークは字面ではいまいちピンとこない内容であったものの、実際使ってみるととても面白いキャラクターになっていましたので、やはり本当のところは生まれ変わったロードホッグを使ってみずして評価を下すのは早計だと思います。アプデが入るとタンクの待ち時間が激増してなかなか実戦で使うのは難しいと思いますので、まずは練習場にこもっていろいろ試してみるところからのスタートかなぁ。



自分にとってこのキャラクターは敗戦ムードを勝ちムードに変える切り札のような存在でした。そして、オバ部ではチーム一丸で敵を崩す重要性を知るきっかけになるキャラクターでした。いろいろあって結果レッキングボールにメインキャラクターは移っていったのですが、とにもかくにも私の初代overwatchを彩ってくれたロードホッグとはこれにてお別れになります。リワーク後に会いましょう。さよならロードホッグ。

■リワーク前のロードホッグ戦績


お前負け越してるやないかい!この負け越しはリワーク後に解消する。はず。