サノジ・ログ

無益な行いの、この上ない、常に新鮮な楽しみ

【書き物】コロナ・子育て・ゲーム

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事業所の年間の収益が決まると言っても過言ではない忙しい時期をようやく超えてひと段落つきました。まだまだ予断は許しませんが緊急事態宣言もとりあえず解除されたというわけで、久しぶりに喫茶店でコーヒーを飲みながら優雅に昼飯を食っていたのですが、そこではママ友らしきグループの情報交換会が繰り広げられておりました。広い喫茶店ではないのでどうしても会話の内容が耳に入ってきてしまうのですが、そのグループの議題となっていたのが表題の『コロナ・子育て・ゲーム』だったというわけです。

世のとーちゃんかーちゃんは本当に大変な時期ですよね。家庭をきりもりしていくのにどうしても必要なお金を得るための仕事がコロナの影響で先行き不透明だったりしますし、お子さんがいる家庭は学校も不安定な状況です。そんななかどう子育てをしていくかを考えるのは、前例のない難しいことでしょうなぁ。そんなことを考えながらコーヒーを飲んでいたのですが、一番盛り上がっていたのは子育てとゲームに関する話題でした。

詳しい会話の内容は割愛しますが、個人的に一番気になったのは『どうやってゲームを制限するか』という内容が盛り上がっていたことです。最近のゲーム機にはペアレンタルコントロール機能がついており、必要以上に子供がゲームに熱中しないように制限をさせたり、アダルトな内容を制限させたりする機能がついていますので、それでゲームを制限しているそうです。それだけでなく手持ちのスマートフォンでゲーム機とリンクさせることで、どうしても子供がいう事をきかないときは無理やり電源をぶった切ったりしているとか。家庭用ゲーム創成期からゲームをしている人間なら一度は食らったことがある親による電プチも進化してるんだなぁと妙に感慨深かったり。

ただ、今日の親御さん達の会話のはしばしから『この人たちはゲームをしない人なんだろうなぁ』というのが伝わってきました。確かに子供の本分である勉強もせずゲームばかりするというのはあまりいい事ではないと思いますが、ゲームで味わえる課題を乗り越えた達成感や友人同士で共に遊んで得られる楽しみも、そう悪いもんじゃねぇという気がするんですよねぇ。会話を聞いていましたが、彼らの中で『子供と一緒にゲームをしている』という人は一人もいませんでした。

コロナウイルスの影響で外出を控えるという日々は恐らくまだまだ続くと思います。となると、子育ての中で家でも遊べて誰かと繋がることができるゲームに触れる機会はおそらく増えるでしょう。もちろんゲームをする上では、きっちりと時間やルールを定める必要はあると思います。ただ、ゲームキッズだった自分としては、ただ制限を設けて仕方なく遊ばせるんじゃなくて、親も子供と一緒にゲームで遊んでゲームの魅力も知ってほしいなぁと思いましたというお話でした。