サノジ・ログ

無益な行いの、この上ない、常に新鮮な楽しみ

【書き物】2020年を振り返る コロナで得たもの失ったもの

2020年も最後となり改めて今年を振り返るとやはりコロナ禍になるのかなと思います。コロナウイルスは我々の生活を一変させたと言えるでしょう。いつからコロナ禍が始まったかを定義するのは難しいですが、自分にとってのコロナ禍は緊急事態宣言が出され、全面的に社会活動がストップしたあの日です。


当日はどうしても仕事で外出しなければならない用事があったため難波(東京でいう渋谷といった繁華街)に出かけましたが、その時見た光景は忘れる事は無いと思います。普段なら人でごった返している街のはずが、ゴーストタウンのように生活感が全くなくなっていたあの光景を。その時、今までどこか違う世界の出来事だったコロナウイルスの影響が自分の身に降りかかっているものだと痛感しました。なんというか、経済的も社会的にも死ぬぞとコロナウイルスという匕首を喉元に突きつけられているというか。


ただ、私の私淑する作家さんの言葉を借りれば「世の中は恐ろしい冗談の連続」であり「所詮人生は冥土までの暇潰しなので、極上の暇潰しをしなければならない」という事を改めて思い知らされました。というわけで、今まで興味はあったものの余り手を出してこなかったゲームの実況配信を積極的に行ったり、改めてDiablo3に手を出したり、人様の動画に出させてもらって自分語りをしてみたりets…そう考えると、コロナ禍が私にもたらしたモノは決して悪い事だけではなかったのでは無いかと思います。ただ、今なお私自身身体的にも経済的にも不利益を被っていないからこそ曰う事ができる戯言なのかもしれませんが。


コロナ禍で私達の身の回りのモノは大きく変化しました。マスクをしているのは当たり前、出張がなくなり会議はリモート、時差出勤に出勤調整、熱があったら頼むから出てくるな等々。今までじゃ考えにくかった事が当たり前に浸透しています。そう考えると今私たちは大きなパラダイムシフトの中にいると言えるんでしょうなあ。来年はどんな年になるのか全くわかりませんが、コロナ禍がもたらした色々な事にチャレンジする精神は持ち続けて行動したいと思います。皆さん、良いお年を。