サノジ・ログ

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【overwatch2】龍が我が敵をくらってくれない(S8)

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発生保証つけてくれてもいいんじゃないかな(動画の2:20ぐらい参照)



なぜか弓を使いたくなったので結構久しぶりにハンゾーを使ってのプッシュモード・コロッセオでの戦いの模様です。モンハンといいoverwatch2といい、弓からしか接種できない成分は確かに存在する。

今回使用したハンゾーさんは島田流暗殺術の宗家でして、近未来SFという世界観のoverwatchであるにもかかわらず弓を使って戦うというなかなか時代にそぐわないキャラクターです。ただ基本攻撃の弓矢の威力はかなり高く、最大溜めで125ダメージになりクリティカル(ヘッドショット)をすれば威力が2倍になるので、タンク以外のキャラクターであれば大体即死です。

じゃあ高火力でバンバン矢をばらまくのか!つよいな!ということはまったくありません。まずハンゾーを使う上で難しいのが、偏差撃ちが必要になるという点です。overwatch(に限らずたいていのFPSゲーム)には『弾速』という概念があり、たいがいのキャラクターはヒットスキャン、すなわちカーソルがある位置で射撃ボタンを押したときに敵の当たり判定があればヒットする仕様になっています。

しかしハンゾーの弓は射撃~着弾にタイムラグが設定されており、相手の動きを踏まえた場所に矢を撃たないと当たりません。弾速にタイムラグがあるとはいえ早いことは早いのですが、遠距離だと極論すると動いている敵には矢は当たりません。そのため遠距離に居て精密なエイムで敵をバンバン倒していくという、いわゆるスナイパー的な立ち回りはウィドウメイカーに劣ります。

ただ弓なので射撃音が少ない関係上居場所がばれにくいうえにクールタイム無しで使用できる壁登り、ソナーで敵の居場所を一定時間あぶりだしてチーム全体に共有することができるスキル『明鏡止水』など、位置取りの自由度の高さや情報収集など意外と色々なことができるキャラクターです。

そんなハンゾーさんのアルティメットアビリティは龍撃波です。龍を使役する島田流暗殺術の奥義で矢に竜を宿らせて射撃するという、簡単に言えば弾速がクソ遅い極太レーザービームですが、正直単独では大量キルは望みにくい微妙なアルティメットアビリティになっています。



以上を統括して中~遠距離から矢をばらまいて敵の体力を削る・キルするのが基本の立ち回りとなりますが、このキャラクターで勝利しようとなると一にも二にもいかにフリーで射撃できる状態を作り出して敵に矢を当てるか、というこの一点につきます。正直攻撃が当たらないハンゾーというのは敵チーム目線で見ると全く怖くないんですよね。

初代overwatchの頃はタンクが2名いたので、ヒットボックスの大きさと体力の大きさからタンクをバンバン狙う立ち回りにも価値があったのですが、overwatch2になってタンクが1名になったこともあり、タンクだけを狙ってタンクを攻撃しても当然相手も警戒する上に敵チームのサポートもタンクに集中するので、タンクを狙う有効度合いは少し下がったように感じます。

となると相手のサポートやダメージを狙いたいところですが、これらのロールはヒットボックスが比較的小さいので狙うのが難しいわけで、こればかりはしっかり練習するしかありません。ただこんなものは一朝一夕で身につくものではないので、自身の立ち回りで気を付けていることとしては、『相手を遮蔽物から出さない立ち回り』です。

前述の通りハンゾーは射撃音が小さいので、味方に紛れていると意外と自分がどこからどのエリアを狙っているかはバレにくいです。そのため、遠目から遮蔽物付近に攻撃を通し、敵チームに遮蔽物から体を出しにくいようにすることを狙って攻撃していました。

今後の課題としてはハンゾーの独自の機動力を活かして高台を取る、タンクが取れないならサポートをどんどん狙う等でしょうか。5:20当たりのぶつかり合いも、相手タンクを狙うのではなくタンクをサポートしていたアナを狙うという選択肢もあったと思います。

ハンゾーを使っているとどうしても攻撃を当てることにばかり意識が行ってしまいがちなので、広い視点を持って最適な行動をとれるようになりたいもんです。