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【その他ゲーム】アクトレイザー・ルネサンスで遊んでました

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表題のとおり、アクトレイザールネサンスで遊んでました。こちらは1990年にスーパーファミコンで発売されたソフト『アクトレイザー』のリマスター版でして、さる2021年9月24日に発売されました。Nintendo Directで発表直後に配信開始となかなか のサプライズ配信だったらしく、骨折療養中すなわち暇ということもあり即購入してしまいました。

ゲーム的には主人公(=プレイヤー)は神となり、不毛の土地を開拓して人類を導いていく的な内容。不毛の土地にはびこる魔物を討伐するアクションパートと、人々を導き土地を発展させていくクリエイションパートに分かれており、最終的に魔王サタンを倒す…みたいなストーリーで、スーパーファミコン発表当時にしてはゲーム内容や音楽の評価が高くファンも多いゲームで、私自身何度プレイしたかわからないぐらい遊んだ記憶があります。

リマスター版ということでゲーム内容やバランス等ががっつり調整されており、かなり遊びやすくなっています。SFC版と比較して、大きな変更点は以下の通りです。

1.アクションパートのアクション追加・強化・バランス調整
SFC版はとにかく神(のクセに)が弱く、アクションパートはかなり難度が高かったです。ゴリ押ししようとすると詰むケースが多いので、敵の配置を覚えて丁寧に排除しながら進む必要がありました。

しかし、リマスター版の神は非常に強く、様々な攻撃に無敵時間がつくアクションがかなり増えていますし、ほぼボス戦以外で使いどころがなかった魔法もモーション中がずっと無敵。おかげで結構ごり押しで何とかなるシーンが多かったです。

また、SFC版は穴落ちすると即死でした。アクションが貧弱なうえにダメージを食らうとノックバックが発生し、ノックバックが終わるまで動けない関係上穴落ちギミックをジャンプで回避しようとしているときに被弾=即死で何度かコントローラーを投げたくことがありました。

しかし、リマスター版では穴落ちしても固定ダメージを食らってリスタートという非常にありがたい調整がされています。ほかにも棘やツララのような即死ギミックも大ダメージを受けるだけに調整されており、ストレスのたまるタイプの難しさはありませんでした。

2.クリエイションモードにタワーディフェンス型バトルが追加
リマスター版では町作りパートであるクリエイションモード中に、タワーディフェンス型のバトルモードが追加されています。それぞれの土地にタイプの異なる英雄がおり、それと協力して町を守っていく…というのがざっくりとした流れです。

SFC版のクリエイションモードはやることを覚えてしまえばそれで終わりで正直単調でしたが、この追加要素のおかげで単調さが緩和されていて楽しく遊べました。土地ごとに見た目も性格も違う個性豊かな英雄がおり、いいスパイスになっていたと思います。

3.BGMはリマスター版・オリジナル版を選択可能
このアクトレイザーというゲームは音楽の評価も高く、ファンも多いです。同時期に開発していたFF4はアクトレイザーのBGMを聞いて『FFももっと頑張らないと!』と触発されたというエピソードがあるとか(今はエニックススクウェアが合併して同じ会社になっていますけど…w)。

それはさておき、BGMはオプションでリマスター版・オリジナル版の選択が可能です。ですので、リファインされてかっこよくなったリマスター版BGMを聞いてプレイするもよし、オリジナル版のBGMで当時を懐かしむもよし。どっちも聞きごたえがあって素晴らしいです。

4.アルカレオネ追加
リマスター版では魔王サタンを倒してゲームは終わり…ではなく、SFC版ではなかった土地『アルカレオネ』が追加されます。詳細は…ぜひ皆さんのめでたしかめてくれ!




とまぁこんな感じでSFC版と比較して非常に遊びやすくかつボリュームも増えたリメイク作品となっております。私自身寝食をわすれてハマってしまい、一気にクリアしてしまいました。アルカレオネを含めてすべてのクエストクリアでプレイ時間は20時間ほどでした。

お値段は安めですしプレイ難度もそこまで高くないので、アクションゲームがあまり得意でないというプレイヤーでもとっつきやすく楽しめる内容だと思いますので、気になった方は是非プレイしてみてください。

■公式サイト

www.jp.square-enix.com