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【MHRise】狩猟笛メモ4 マルチプレイと旋律モード奏


笛使いの動画配信者であるななみわかめ さんが実施されていたアンケートで、狩猟笛を使う場合旋律モード奏と旋律モード響モードどちらを使うかというアンケートを実施されておりまして、その結果が上記リンクのとおり奏が57%、響が43%という結果だったとのことです。

個人的には意外な結果で、間違いなく響の方が使用人口が多いと思っていたのですが、結果的にはほぼ五分とはいえ奏での方が使用率が高いという結果でした。自分的に奏を使うのはいつぞや記事にした、気炎の旋律をとにかく回してバカげた攻撃力が欲しい破笛シャダーを使うときやマガイマガドを筆頭にフレーム回避をしたい相手と戦うときなど、いずれも限定的な使用でした。

旋律の維持がしやすくラッシュ力に優れた旋律モード響よりも旋律モード奏が多く支持される理由は何なのか。いろいろと考えてみた結果、その答えはマルチでの狩りにあるのではと思いここ最近野良でながしの狩猟笛で遊んでいまして、自分なりの結論としては『マルチでは旋律モード奏はかなり使いやすい』という結論が出ました。



■理由1 旋律モード奏でも旋律の維持が容易
基本的に私はソロでの狩猟がメインですが、ソロ狩猟の場合旋律の維持ができるか否かはとても重要な要因です。特に最近メイン運用している白ゲージ+属性+旋律変更【攻撃】Ⅰの属性運用狩猟笛は3つ全ての音色を維持するのが重要なので、同じ音色を発動させるモーションを2回続けないといけないという旋律モード奏での立ち回りはかなり窮屈になります。一応全旋律一発発動の三音連奏というアクションもありますがそれ相応に隙が大きく、気軽に振れるモーションではありません。

その点旋律モード響では譜面に並んだ音色を振りの早い多重演奏すれば旋律が発動する関係上全音色の維持は比較的容易です。また体力回復の旋律など即応したい系統の旋律も素早く発動できます。加えて演奏攻撃以外にも非常に優秀な技であるスライドビートでも音色が発動する関係上攻めながら旋律維持が容易ですので、ことソロにおいては旋律の維持では旋律モード響に軍配が上がります。

しかし、マルチ狩りにおいて旋律の維持のしやすさの難度はやや下がります。というのも単純に参加人数分ヘイトが散るので、敵の隙を見計らって三音連奏をすれば全旋律の維持は容易です。なんとなくここまで全音色を維持する前提で話を進めてきましたが、1つ2つの旋律の維持であれば旋律モード奏でも十分可能で、敵を殴りながら旋律を維持するという対応もできます。

■理由2 気炎の旋律の発動が容易
気炎の旋律(発動させると攻撃力1.2倍)はゲージを貯めて発動させる特殊な旋律ですが、旋律モード奏の演奏攻撃は気炎ゲージが非常にたまり易く気炎の旋律の発動が容易です。…というのは旋律モード奏の特徴としていろんなところで書かれていることですが、ことソロ狩りの場合ですと気炎の旋律の発動はなかなか容易ではありません。

気炎の旋律は演奏攻撃自体とても威力が高く(肉質無視ダメージ×3hit)その旋律効果も高いのですが、問題は発動までの道のり。気炎の旋律は三音連奏・スライドビートから派生できるのですが、両者ともにモーションが長めな上に気炎の旋律のモーションもこれまた長いため、何も考えずに発動させると被弾…というかそもそも発動までたどり着けません。

その点マルチでの狩りにおいては理由1同様参加人数分ヘイトが散るので、ソロ狩りに比べると発動チャンスは多いです。気炎の旋律の発動チャンスが多いのならば当然気炎ゲージの貯まるスピードというのが重要になってくるわけで、この点は前述のとおり旋律モード奏の方に分があります。



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5分台前半のときもありました

前述の理由を如実に感じることができた野良マルチでの狩りの一コマが上記SS。『高難度:ヌシの名を戴くもの』の周回部屋にたどり着いたのですが、弓の方(本作最高クラスの火力であるナズチ弓)・ヘビィの方(徹甲榴弾フランマルス)・笛の私(蛮族)・途中参加枠の4人という構成でした。

周回部屋ということでバチバチの火力構成で臨むスタイルの部屋でしたが、そんななか笛でどう立ち回るかを考えたときにチョイスした戦術が、旋律モード奏による気炎の旋律含みのラッシュ火力増強でした。本作DPS最強と呼ばれる弓に火力とスタンによる拘束に優れた徹甲ヘビィが居るのであれば、自分が中途半端に火力を伸ばすよりスタンなどのチャンスタイムを狙って気炎の旋律を発動させ、パーティ全体の最大火力をさらに伸ばす選択肢を採ろうと考えたわけです。

上記の戦略を採る場合、旋律モード響ではどうしても気炎の旋律の発動が間に合わないシーンが多かったのですが、旋律モード奏では気炎ゲージの貯まりやすさのおかげで開幕と要所で気炎の旋律を発動させることができました。前述のとおりマルチでは気炎の旋律発動の隙がそこまでデメリットにならないですしね。

ちなみに次の敵が出てくるまでの時間はずっと亡骸を演奏攻撃とスライドビートでぽかぽか殴って気炎ゲージを貯めていました。正直あまり好きなムーブではないのですが、気炎ゲージを貯めるための戦略の一つということで…



というわけで旋律モードの違いとマルチでの狩りについて記事にしました。独力で火力をどれだけ発揮できるかというソロ狩りも面白いですが、いつどのタイミングで全員の火力を伸ばすのか、という点を考えて立ち回るのもとても面白いですね。火力ですべてが語られることが多い昨今ですが、味方の力を最大限引っ張り出すのもまた力ですし、そういった技術も磨いていきたいですね。