サノジ・ログ

無益な行いの、この上ない、常に新鮮な楽しみ

【飯・酒】茶寮つぼ市製茶本舗

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てくてく歩いているとお茶の良い匂いが漂ってきて思わず飛び込んでしまったのが標題のお店です。9月とは言え大阪はまだまだ暑いです。大阪がどのくらい暑いかと言いますと、以前東南アジアに行ったときに暑い暑いと聞いて覚悟して飛行機から降り立ったたら大阪とかわんねーじゃねえかと文句を言ったぐらいの暑さで、かき氷も美味しく食べられる時期です。

それはさておきこのお店のかき氷、無重力かき氷という謳いなのですが、これがまた看板に偽り無しの無重力っぷりで、浮いてます。あ、分かってると思いますけど嘘ですよ。ただホントウの事を言うと無重力の謳いは伊達ではなく、スプーンですくっても、

 

(柔らかすぎてすくっても音がしないくらいの柔らかさを示す空白)

 

っていう感じでとても柔らかな氷。口に放り込むと口の中でとろける、と言うと使い古された表現で恐縮ですがそれ以外に表現のしようがないソフトなかき氷でした。抹茶の味がとても美味しいのに加えて外観からはわからないと思いますが、密かに練乳が仕込んであるのがまたニクいです。

練乳入りのかき氷は練乳の自己主張が強くなり過ぎてあまり好きではないのですが、このかき氷の練乳は確かな存在感があるにも関わらず一歩引いた位置にいるのが印象的でした。どうやったらこうなるのだろうか…一緒に注文したお薄の美味しい苦みも相まって素敵な時間を過ごすことができました。お近くにお越しの際は是非に。