モンスターハンターアイスボーンでは導きの地等にいる古代竜人族のおじいさんが世界中のプレイヤーの武器使用頻度を教えてくれることがありますが、現在私が目下ドハマり中の狩猟笛は大体最下位らしいです。どういう形で統計を取った使用率かは不明であるため何とも言えませんが、自分自身の経験を振り返ると野良マルチでは狩猟笛を全くレベルで見かけません。唯一笛を見かけるのはムフェト・ジーヴァの3層目で胸を破壊するためにワンポイント起用する程度でして、最初っから最後まで笛を担いでいる人間はほとんど見たことがない、というか絶無クラスです。
最近使用回数が400回近くなりましたが、笛が不人気である理由が分かってきました。それは他のメンバー目線で見たときに『サポートされている感が無いから』なのではないかと思います。狩猟笛はよくサポートよりの武器であると謳われていて、実際演奏による各種ステータスアップや状態異常の防止などの効果を自分以外にも付与することができます。しかし、その効果を感じ取ってくれている人がどれだけいるか正直疑問です。
演奏による効果が発動した際はログに『~の演奏の効果が発動しました』という表示は出ますが、忙しい狩りの中でそのログすべてに目を通しているかと言われると自分自身そうではないですし、ごくまれに狩猟笛を使うメンバーがパーティにいたとしてもそのメンバーが何でどんな演奏効果を付与してくれているのか、狩猟笛をマジメに使いだした今でもよく分かってません。唯一分かりやすいのはスタミナ消費軽減とスタミナ最大値アップぐらいなものでしょうか…
とまぁこういう風にサポート武器と標榜されている武器にも関わらず、他のメンバー目線で見ると『何で』『どう』サポートをされているのかよく分かんない点が狩猟笛が人気が無い大きな理由の一つだと考えています。
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— Sasaming(ささみん) (@Sasaming333) 2018年8月12日
これはOverwatchという別ゲームにて私がゼニヤッタというサポートロールのキャラクタでプレイオブザゲーム(試合中の一番のみどころをより抜いて試合の最後に見せてくれるシステム)を取ったときのもの。どういうシーンかを説明いたしますと、敵チームのULT(=ゲージがMAXの時に使える超必殺技的なもの)に対して私がULTでカウンターをして味方を守り、そのまま別の味方が敵を蹴散らしたというシーンです。ゼニヤッタのULTは自分自身は無敵かつ自分周辺の味方の体力を瞬時に回復するというものとなっており、うまく使えば危険な状況からチームを救うことができるわけです。
まぁこんな技をモンスターハンターシリーズに輸入するってのは少し違和感がありますが、こんな風にサポートをしてくれたことが明確に分かるって結構重要な事だと思うんですよねぇ。例えば旋律によるバフが入ると赤いオーラが出るとか内容はなんでも良くて、要はサポートが発動していることが視覚的に分かるってのが重要。もっと踏み込むならばもう旋律は2~3個で良くて演奏するたびにゲージが貯まっていって、貯めた分量に応じて強力なバフorデバフをかけることができる…とかでも良いんじゃないかと思ったり。
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とまぁこんな変更があれば狩猟笛の見方も変わってくるんじゃないかと思います。サポートライクな立ち回りで縁の下の力持ち的な立ち位置を好むプレイヤーは少なからずいますし。しかし前述のようなことをやるとなると狩猟笛という武器を根本からリワークする必要がありそう。楽しい武器なんで今後も使い続けると思いますが、狩猟笛の未来は果たして。