サノジ・ログ

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【Overwatch】命題か信念か

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 動画の通り、最近オリーサのピック率が上昇中です。最近、というかオーバーウォッチで遊ぶ原動力となったハモンドですが、かなり厳しい戦いが強いられています。ハモンドは高機動高体力低火力というタンクにあるまじき特性を活かした荒らしが得意なのですが、その分カウンタービックが割と明確で、カウンターとなるソンブラ・メイあたりをピックされると途端に厳しい戦いを強いられます。もちろんこれらのキャラへの対策がないわけではないのですが、ハモンドの自由さが制限されるのは事実です。ということもあって、最近はオリーサをピックする機会が増えています。

 

 オリーサというキャラクタはラインハルトに変わるメインタンクとして鳴り物入りで登場したタンクキャラクタなのですが、導入当初はあまり注目されず、様々な調整を経てようやく選択肢の一つとしての地位を確立したキャラクタです。特に最近追加されたシグマとの相性はなかなかのもので、今後各プレイヤーの研究対象となりそうな構成です。

 

 オリーサの特徴としては破壊可能ながらクールダウンタイムをしのぎきればいつでも設置可能なシールドと状態異常を完全に防ぎきるスキルであるフォーティファイ、そして有効範囲内であれば敵を一か所にまとめるストップ!というスキルを駆使して前線を維持するタンクです。メイン射撃は弾速こそ遅いものの装弾数150のLMGで、弾幕を張りつつ前述のスキルと合わせて動けばオリーサが戦場に居座る限り味方にとって便利な固定砲台付きのトーチカが常にあるようなイメージです。ただアビリティ群はすべて防衛のものに偏っており、火力的には微妙です。そのため、アビリティをうまく駆使して敵を寄せ付けない味方にとっての橋頭堡となりきれるか否かがこのキャラクタにとって重要です。

 

 アビリティを戦況に応じて回しつつその場に居座り続けるこのキャラクタ、正直言ってあまり使っていて面白くないのですが、この手のガン待ち系キャラクタに適性があるのか最近勝率が良いです。よく考えると以前格闘ゲームをやっていたときに勝率が良いのは、自分的に好みであるガン攻めキャラや我慢が必要ながら読み勝ち単価の高いいわゆる投げキャラよりも、むしろこの手のガン待ちキャラであった気がします。ただ、使動かしていて面白みをあまり感じないという。オリーサというキャラクター自体はメカながらどことなく愛嬌があって可愛いんですけど。

 

 この悩みは色々な対戦ゲームで私につきまとう悩みで、対戦ゲームである以上「勝ち」を目指すのは当然の至上命題で、というかそれを目指さないならばとっとと対戦ゲームなんざやめた方がよいのですが、さりとて使っていて楽しくないキャラクタをただ勝つためだけに使うのが趣味活動として良いのかどうか。使っていて楽しい事をしながら勝利を目指せるのが理想の形なのですが、なかなかそうもいかないのは何とも悩ましいです。ただ、現在開催中のロールキューライバルマッチもあと7日となりましたし、オーバーウォッチの取りあえずの区切りの日時として設定した9月6日(MHW:IBの発売日)も近づいてきたので、とりあえずは勝ちを優先して挑んでみたいと思います。